外出先でどのような脇汗と臭いを抑えたら良いのか?
汗をかきやすい季節になると、外出先で会う友人、顧客、また見知らぬ人でもこちらの臭いがどうか気を遣ってしまうものです。特に脇の臭いが気になると電車の吊り革なんて絶対につかむことができません。家の中に入ればシャワーを浴びて服を着替えればスッキリしますが、外ではそういう訳にはいかないですよね。
外出先でどのような脇汗と臭いを抑えたら良いのか?
脇、特にわきがの臭いはアポクリンという腺が原因になっていることが多く、そこから出た汗や皮脂が臭いの元となります。また、もともと汗は無臭ですが、雑菌の繁殖によって、物質を分解しようとするときにその臭いにおいを発します。
ですのでまずは脇を清潔にしておくことが必要です。ウェットティッシュでもいいですし、臭いを抑えるためのスプレーを用いることもできます。制汗スプレーがあればもっと効果を発揮します。
小さいものですのでカバンの中に携帯しておくと便利です。菌が繁殖しないように通気性の良い、汗を吸ってくれる乾きやすい素材を選ぶもの良いでしょう。
ポリエステル素材のものなどはべたつきますし、風通しが悪いので湿気がこもってますます臭くなってしまいます。ですので出かける前に服に素材をよく考えておくのは良いことです。
ついでにつけ加えると、色の濃いものは染みが目立ちやすいので、臭いと共に見た目にも気をつけて、薄い色の服を選ぶと良いでしょう。男性用のシャツは抗菌作用があるものも販売されていますし、女性の下着にも脇のところにパッドがあるものも販売されていますので、あらかじめ対策しておくこともできます。
最近では脇の臭いを抑えるためのクリームなども各種販売されています。中にはアポクリン腺まで届いて消臭するものもありますので、そのようなものを使うのも一つの方法です。わきがにも効果があるのでそのような症状がない人にとってより効果的でしょう。
上記でも述べた通り、元々汗は臭いがありません。しかし、体臭や食べたものの影響を受けて出たものを雑菌が分解すると臭いがします。ですので、外出先での食べ物にも気をつけることができます。チーズなどの乳製品、肉などのいわゆる欧米化した食べものは臭いを発する原因になります。野菜など中心にして摂取すると良いでしょう。
また、臭いは服にも染み付きます。臭い移りしてしまった服を何度も着ていると服にまでその臭いが定着してしまいます。もしできれば上着の着替えを準備しておくといいかもしれません。少し面倒ですが、夏服はかさばりにくいので、バッグの隅に入れておきましょう。下着や服を着替えて、その時に脇を清潔にし消臭しておくならバッチリです。お昼くらいに着替えておけば午後は爽やかに活動できるでしょう。
脇の臭いは自然現象なので責められたりなどはしませんが、周りの人を不快にしたり気分を悪くさせてしまうことさえあります。こちらも臭いの原因扱いされることを望みませんので、できる限り脇を清潔にして風通しを良くして、スプレーなどの助けも借りて臭いを抑えたいものです。